第13回:復旧・トラブル対策

Debian

DebianでNVIDIAが起動しなくなったときの復旧手順

この回は、できれば使わずに済ませたい回です。
しかし、シリーズとして 絶対に用意しておくべき回でもあります。

Debian 13 + NVIDIA 環境では、

  • 更新後に画面が出ない
  • ログインできない
  • ブラックスクリーンで止まる

といった事態が、ゼロではありません

重要なのは、

そうなったときに、必ず戻れること

この第13回では、

  • GUI が出ない状態から
  • OS を起動可能な状態に戻す
  • NVIDIA を外し、nouveau に戻す

までを、最短・最小手順でまとめます。


この回の前提

  • Debian 13
  • NVIDIA プロプライエタリドライバ使用中
  • 画面が出ない / ログインできない状態
  • OS 自体は壊れていない(起動はしている)

完全にDebianがエラーで起動しない場合でも、
PC起動後 TTY に入れるなら復旧可能です。



7. その後どうするか(判断)

ここから先は、状況次第です。

選択肢 A:今日はここで終わる

  • 作業は成功
  • OS は起動可能
  • 生活・作業を優先

これは 正しい判断です。


選択肢 B:後日、もう一度 NVIDIA を入れる

  • 時間があるときに
  • 第3回〜第6回をなぞる
  • 焦らず、順番通りに

再挑戦はいつでもできる


選択肢 C:OS 再インストールする

  • 原因が分からない
  • 設定を色々触りすぎた
  • 早く元に戻したい

Debian は再インストールが速い。
これは 敗北ではなく合理性です。

Debian とかLinux なら Timeshift なんかのアプリでクリーンインストール後やドライバ導入前の問題のない環境をスナップショット撮っておいてバックアップとって失敗したらそこまで戻して復旧させる手もあります。
その場合はOS外にOSまるごと全部バックアップするといいです。


この回のまとめ(いちばん大事)

第13回で伝えたかったことは、これです。

  • NVIDIA で詰んでも、終わりではない
  • TTY に入れれば、ほぼ勝ち
  • NVIDIA は外せる
  • nouveau に必ず戻れる
  • OS を救える手段を知っているだけで、怖くなくなる

シリーズ最終まとめ

このシリーズは、

  • 公式ドライバのみ
  • 安定重視
  • 戻れる構成
  • 実機で検証し実戦まで責任を持つ
  • そして 復旧まで書く

という方針で完結しました。

この構成でゲームもStebleDiffusionもできました
試してないですがLLMスタジオも使えそうです
Debianのメリットである常駐するものが少なく軽くクリーンなOSということで
多くの性能を使いたいアプリに振れるのがいいところかなと思っています。

Debian 13 + NVIDIA は、正しく扱えば普通に使える。
それを「理論・実戦・保険」まで含めて示したシリーズです。

ここまで読んだ人は、
もう NVIDIA に振り回される側ではありません。