閑話:「Windowsはクソ」「Linux最強」なのか?

Linux

ネットを見ていると、
「Windowsはクソ」「Linux最強」みたいな言葉をよく見かける。

正直、言いたくなる気持ちは分かる。
自分もLinuxを触り始めた頃は、

「なんでこんなに自由なんだ」
「Windowsより安心で気持ちいいじゃん」

と思った。

でも、実際に日常と作業の両方で使い続けていると
この言い方はあまり現実を表していないと感じるようになった。


Linuxは万能か?

答えは NO だ。

Linuxは確かに便利で、自由で、セキュアに組めるOSだ。

少し使えるようになると、

  • 何が起きているか分かる
  • 余計なものが少ない
  • 自分で制御している感覚がある

この快適さは本物だと思う。

ただし、
なんでもLinuxで簡単にできるわけではない。

結構なことはできなくはない。
でも、

  • 手間が釣り合わない
  • ちょっとズレている

そんな場面が確実にある。


LibreOfficeは良い。でも完全互換ではない

LibreOfficeは良いソフトだと思う。
実際、ドイツなどでは行政機関でも採用されている。

日常的な文書作成や表計算で困ることはほとんどない。
無料だし。

ただし、Microsoft Officeと完全互換かと言われると、そうではない。

  • レイアウトのズレ
  • マクロ
  • 書式の再現
  • 相手側の環境

これらが絡むと、
「動けばOK」では済まない場面が出てくる。

そのときに、

「Linuxでもできるから頑張る」
を選ぶか、

「今日はWindowsを使う」
を選ぶか。

ここで無理をしないことが大事だと思っている。


自分はデュアルブート

自分は、LinuxとWindowsのデュアルブートで使い分けている。

  • ネット閲覧
  • YouTube動画視聴
  • 買い物
  • 日常作業
  • SteamでFPS以外のオフラインゲーム
  • Stable Diffusion

こういう用途はLinuxで十分だ。
安定しているし、余計な心配をしなくていい。

一方で、

  • Office完全互換が必要な作業
  • 特定のAdobeなどのWindows専用アプリ
  • 手間をかける意味がない場面

ではWindowsを使う。

「なんでも無理にLinuxでやらない」
ただそれだけだ。


OSに優劣はない

結局のところ、

  • Windowsは楽な道具
  • Linuxは組む道具

という違いだと思っている。

Windowsがトラブル多かろうが、
exeやデータを常に外に保存しておけば、
Windows OSを再インストールするだけで済む。

どちらが上かではなく、
用途と手間が釣り合っているかどうか

だから
「Windowsはクソ」「Linux最強」
という話ではないと、
一年Debianを使って思った。


結論:デュアルブートや別PCでにしよう

OS論争をするよりも、
現実的にはこれが一番うまくいく。

  • デュアルブート
  • もしくは用途別に別PC

壊れる前提で設計し、
手間が釣り合う環境を選ぶ。

そのほうが、
時間も気力も無駄にしない。


おまけ:壊しながら覚えるということ

Linuxは、最初から安全に使いこなせるOSではない。

一年使って、やっと少し分かった。

実験用環境で構築を壊し、
エラーに悩み、調べ、復旧させる。

その過程を通して、
少しずつ理解できるようになる。

でも、その先には、

自分で制御でき、理解でき、安心して使える環境がある。

それがLinuxの一番の魅力だと思っている。